沖縄アミークスインターナショナルでは、毎年6月に全校をあげて平和学習を行っています。7/29（火）にはその一環として、教職員たちが沖縄戦を学ぶためのPeace Tour に行ってまいりました。

ツアーガイドとして、琉球大学で沖縄の戦跡や歴史について講義をしておられる北上田げん先生をお招きし、「ひめゆり平和祈念資料館」「沖縄県平和祈念資料館」「糸数アブチラガマ」を巡りました。昨年から実施しているこのツアー、今年は20名の教職員が参加しました。

ツアーガイドの北上田先生には施設内だけでなく、バスでの移動中も、ひめゆり学徒の人たちが最初に動員された陸軍病院壕のことや、日本軍最後の防衛拠点となった八重瀬岳のこと、民間の人たちの避難時のことなど、貴重なお話をたくさんいただきました。

今回巡った「ひめゆり平和祈念資料館」や「沖縄県平和祈念資料館」の展示は、英語表記も充実しているため、外国人教員もじっくりと見学していました。展示物の多さに見学の時間が足りなくなりつつ、出身地や国籍の異なる参加者各自がそれぞれの視点から学び、考えることができたツアーになりました。来年度の平和学習においても、この体験を活かし、子どもたちに戦争の悲惨さや平和の尊さを伝えてまいります。

“Learn about Okinawa” “Learn about War” “Think about Peace”

ひめゆり平和祈念資料館にて

沖縄県平和祈念資料館前・平和の礎にて

平和の礎：教職員の親族の名前も刻まれています