教育内容
1年生 導入ステージ
1年生では、幼児教育との接続を意識すると共に、児童がスムーズに小学校生活への適応していけるよう「学校生活を 楽しむ」、「間違いを恐れずに挑戦する」、「考えて行動する」の三点を教育目標として掲げています。特に、他学年 との触れ合いや交流活動、他教科との関連を図る指導を重視し、教科を横断した大単元から各教科の単元へと分化していく合科的・関連的な教育課程を構成しています。
2年生 導入ステージ
学校生活にも慣れてきた児童は、友だちとの関わりを好む姿勢が増えてきます。他者とのコミュニケーションの場を増やしていくために、学年間で教科や行事等における交流を幅広く導入しています。交流を通して、それぞれが目標に向かい、相互間で協力する態度が見られるようになり、周囲に優しい声かけや手を差し伸べてあげることができるようになります。ICTを使った授業も取り入れ、LoiLo Noteを使いプレゼンテーションを作成し、自分の考えをまとめることもできるようになります。
3-4年生 基礎ステージ
集団の一員としての自覚を持って、身の回りの人々を思いやり、互いに協力し合う精神を養う。
理科、社会などアカデミックな教科が3年生から導入され、児童は学習の基盤をこのステージで構築し始めます。また、コミュニケーションや学習のツールとして英語を使うことに自信がつき始めるのもこのステージです。教科横断的なアクティビティーも始まり、異学年間の協働により社会性も構築されます。また、日英両言語でのプレゼンテーションなども多く取り入れ、自分の考えなども積極的に相手に伝えることができるようになります。
5-6年生 発展ステージ
小学校のリーダーとしての活躍を視野に。自分の意見をしっかり持ち、主張しあえる能力の育成。
児童は「language arts」という英語の言語学習を通して言語スキルを深化させていき、難易度の上がった教科内容で学習スキルを高めていきます。英語スピーチコンテストやICTなどを使用したプレゼンテーションを通し、これまで培ってきた英語力をさらに磨きます。また、さまざまな課外授業や遠足、宿泊学習、本土への修学旅行を通して、自ら考え、学び、行動することを体現していきます。このステージで児童は自分の強みや将来のゴールを探求することをすすめられます。
各教科の特色
英語 English
グローバル社会をリードしていく力を培う
アミークスでの英語の授業は、世界のさまざまな国から集まった教員免許を保持するプロフェッショナルチームにより行われます。多様性に富む教員がカナダのオンタリオ州言語学習プログラムを導入し、児童の学習を向上させていきます。 アミークスの言語学習は、ユニークな課題を通して、基礎 を確実に定着させ、その先の発展的英語力を高めていけるようデザインされています。リーディング・ライティング・スピーキング・リスニングのスキルを総合的に学ぶことで、数年間しっかりと学習した後には英語圏の同学年と同等に近い英語力を得ることが可能となります。 アミークスで世界レベルの英語の授業を成功させるには、児童・教員・家庭間のコミュニケーションと協力が重要なカギとなります。2020年度より、プログラミングを英語のカリキュラムに導入します。これまでのメディアリテラシーへ焦点を当てるとともに、児童の言語能力を確かめる手段の一つとなります。
算数 Mathematics
好奇心を刺激する”楽しむ”算数
アミークスの算数では、問題を解く過程や算数を学ぶことの実用性を重視しています。文部科学省の指導要領に沿って授業を行いますが、補足教材として、シンガポールの算数の教科書、ワークブック、指導書を使用しています。 算数の理解を確かなものにするために、各クラスの日本人教員は、外国人教員とチームティーチングを行い、密に連携します。アミークスでは英訳された文部科学省の教科書を使用していますが、日本語版も配布しますので、ご家庭での予習復習も可能です。。また、文部科学省のカリキュラムで学ぶ用語をアミークス独自のオンライン用語集を用いて英語で学ぶことができます。算数の授業を通し、児童は自信を持って数学的考えを持つコミュニケーターとして成長し、生涯公私にわたり探究し、表現し、状況判断ができるGlobal Citizensになるでしょう。
国語 Japanese
「伝えあうことば」が使える子どもを育てる
アミークスの国語の学習では、「考える力」「学ぶ力」「
理科 Science
世界にあふれる「フシギ」を紐解く~ハンズオン学習を通して
アミークスの理科で重視しているのは実際に目で見て、手にとり、肌で感じるという「ハンズオン学習」です。文部科学省検定済教科書のほかに、オンライン教材を利用して学習ができるFusionという教科書も使用しています。また、第二言語を学ぶ児童をサポートする為、アミークス独自の理科用語集を活用しています。子どもたちは教科書の内容をなぞるのではなく、世界に溢れる「フシギ」に触れ、その謎を解き明かすことで学びを深めていきます。授業の中で重視されるのは学習内容を「知っていること」ではなく、自分が分からないことを「知ろうとする心」と、フシギの後ろに隠れているヒミツを「見つけだす喜び」です。今日もアミークスのラボからは、子どもたちのおどろきの声が聞こえてきています。
社会 Social Studies
”自ら考える”Glocal Citizensの育成
アミークスの社会の授業は、児童が社会的理解と社会の一員としての能力を身に付けることを目的にデザインされています。学習指導要領の内容に加え世界中の優れた授業を取り入れることで、児童が将来、世界中のどこでも率先して仕事や生活ができる素地を養っていきます。授業は主にプロジェクト形式で行われ、内容も基本的な生活力から地元沖縄や日本の地理・社会構造、高学年では世界的な視点からと、多岐にわたります。アミークスの社会の授業で学ぶ知識と技術は、学校の理念である、Glocal Citizensの育成根本であると考えています。アミークスはまた、ラウンドスクエアの活動を通して、児童の国際的な社会問題への関心を高めることを目指しています。
ICT教育
Glocalなデジタル市民になるために
アミークスでは、情報社会に適切に参加する姿勢を育むことを目標としています。
児童・生徒は道徳の授業や、検索エンジン、オンライン百科事典、新聞などのデジタル情報を使用する際に常に、デジタル倫理に接することになります。
- 日々のテクノロジーについてのポジティブな見解とネガティブな見解の講義と議論
- メディアと情報の活用能力(情報の確実性と質、意見対事実など)と批判的な考え方によるクロスカリキュラムの開発
- ネチケット(基本的なルール指導)と法的な問題(著作権、ネットいじめなど)
様々な課題を通して、生徒は情報や芸術、技術のアクティブな生産者になれるようになります。
- 書く事と共有する事(エッセイ、レポート、ブログ、レビュー、プレゼンテーション)
- 視聴覚作品(説明ビデオ、創作ショート動画、podcasts…)
- ソフトウェアとハードウエアデザイン(ビデオゲーム、ロボット、電子機器など)
低学年(1年生~3年生)
基本的なICTスキルを学ぶ
パソコンやiPadを使い、タイピング、メニューやフォルダの構造の操作、情報や画像の検索、文章の編集などを学びます。また、iPadで使用しているオンラインプログラムをPCなど別の機器でも使用することで、子どもたちのテクノロジーへ対する柔軟さの一助となります。情報技術に適応する力を身に付けることで、自らの能力に自信を持ち、感受性を高めていきます。
高学年(4年生~6年生)
問題解決力を高めるためのICTスキルを強化する
学校のデバイスやデジタル教材を正しく使い、発信する確かな力を身に付けることで、ものごとの仕組みや理解を促します。また、国際意識や多様性を受け入れ理解することも培います。
クラスルームでのICTの使用
アミークスで導入しているオンラインプログラムやアプリです。
図書館教育
メディアセンター(図書館)は、校舎の中心に位置し、子どもたちは毎朝必ずメディアセンターを通り教室へ向かいます。休み時間や移動教室へ向かう途中など一日に何度もメディアセンターの中を行き来し、いつでも気軽に立ち寄れる場所となっています。
アミークス図書館の特徴は、洋書の蔵書が多いことです。2020年4月現在の蔵書数は約13600冊(うち洋書5000冊)。洋書の選書には外国人教諭も意見を出し、、児童生徒に読んでほしい本、適している本を揃えています。『ハリー・ポッター』などの有名な児童文学の本や絵本などは、和書、洋書ともに所蔵しており、子ども達は和書を読んだ後、同じ本の洋書に挑戦したり、洋書を読んだ後に和書で読み直したりと、アミークスならではの読書を楽しんでいます。図書館は、子どもたちの知的好奇心を満たせる空間であることを常に心がけ、園児・児童・生徒の心安らげる憩いの場として子どもたちの成長を見守っています。
小学校では国語の授業の一環として、二週間に一回、クラスごとに図書館を利用します。子どもたちはこの時間を楽しみにしていて、選書に一生懸命です。本を選んだ後は読書に集中し、限られた時間を有効に使っています。また天気の良い日には中庭で読書することも 子どもたちの楽しみのひとつとなっています。
年間行事
4月
入学式
ドキドキ、ワクワクの入学式。AMICUS Familyへの仲間入り!
始業式
新しいクラスメイトと過ごす1年間の始まりです。どんな1年になるのかな。
6月
平和学習
「平和ってどんなこと?」 沖縄の人々にとって大切な日である「慰霊の日」を機に園児児童生徒たちが世界平和や身近な平和について考え、絵や文章で表現します。平和集会も開かれます。
スポーツデー
保護者も参加し、家族ぐるみでスポーツを楽しみます。
7月~9月
シュノーケリング体験
海の生き物について学習しながら、沖縄の自然を満喫します。
12月
パフォーマンスデー
毎年パフォーマンスのテーマを決め、歌やダンスを披露します。子どもたちは練習に励み、発表することの喜びを体感します。
2月
修学旅行
小学校の修学旅行では沖縄を飛び出し、社会科で学んだ史跡を訪ねたり、様々な文化体験を行います。旅行の後は事後学習として旅の様子をほかの学年に英語で発表します。修学旅行を通して、生徒たちは公共の場における集団としての規律を学び、たくさんの思い出を得て中学校での海外研修への備えとします。過去には、京都、奈良、大阪へ赴き、東大寺や金閣寺、清水寺を訪れ、妙心寺での座禅体験を行ったり、外国から来た観光客にインタビューなども行いました。
職場体験学習
保護者が働く職場で1日お仕事体験を行います。
3月
卒業式
一人ひとりへ卒業証書が授与されます。毎年卒業生による合唱や思い出の発表が行われ、成長が実感できます。
その他
遠足・校外学習
学年ごとに遠足や校外学習へ出かけ、自然や文化を体験します。
1日のスケジュール
8:15~8:30 | 登校 / 朝の活動 |
8:30~8:55 | 静かに読書 / ホームルーム |
8:55~10:35 | 1時間目・2時間目 |
10:35~10:50 | スナックタイム |
10:50~12:30 | 3時間目・4時間目 |
12:30~13:40 | ランチ / 休み時間 / 清掃 |
13:40~15:35 | 5時間目・6時間目 |
15:35~ | 下校 / お迎え |