自立へのステージ
幼小中一貫教育の集大成
生徒会活動やさまざまな委員会活動を通じて、より高い自主性が育っていきます。個人研究やプロジェクトなどで個々の可能性を見出し、将来の目標を定めながら、中学卒業後のステップに向けて準備していきます。
Outputを重視した学習
中学校における各教科の授業では、共同学習を通して知識を構築すること、そしてレポート課題やディスカッション、ディベートなどにおいて自らの意見を論理的にまとめ、発信することが求められます。9年生(中学校3年生)では、自ら課題を設定し、調査・研究・発表を行う「個人プロジェクト」に一年を通じて取り組みます。そうして培った「発信力」が小学校から積み重ねてきた「語学力」と組み合わさり、国際化社会へと羽ばたくための大きな力となります。
高度な自治活動
中学校では生徒が中心となって、より高度な自治を行う「生徒会・委員会活動」が始まります。生徒自らが学校をよりよくするためにアイデアを出し合い、活動を計画し、実行することで、社会において主体的に生きるスキルを学びます。活動を牽引する執行部のメンバーは民主的な選挙によって選出され、リーダー研修等を通じてリーダーとしての資質を身につけていきます。またこれらの活動はコースや学年を横断して行うため、他学年、他コース間の生徒同士の交流をより深めることができます。
巣立ちへのサポート
アミークスに高等学校はありません。アミークスからそれぞれの未来へと旅立ってゆく子どもたちをサポートするため、中学校では一人ひとりが夢を見つけ、そのための一歩を踏み出すサポートをしています。進路学習会や講演会、学級活動等の時間を通して、子どもたちはさまざまな分野で活躍する人の話を聞き、お互いの夢を語り、巣立ちへの準備を進めます。また、日本の高校への進学をサポートするため、週に一度数学と理科の日本語による補習を行っています。
各教科の特色
国語 Japanese
教科書のみならず、参考図書やICTを活用し、プロジェクトベースの探求型学習を行っています。リサーチから的確な情報を取捨選択し、グループで共有して学びを深めていく学びから、日本語で正確に理解し適切に表現する資質・能力を育成します。自らの意見をまとめ独自の視点と批判的考えに基づいた発表をし、他者の意見を尊重し受容する力や、異なった意見との歩み寄りや相手の立場を理解する力を養います。また、各単元で学んだ内容を活かして、日本独自の文化や習慣、考え方を効果的に海外へ発信する資質・能力を育成します。
数学 Mathematics
応用クラスと基礎クラスの生徒の習熟度に合った授業を展開します。
基礎クラスでは教科書内容の確かな習得を目指し、応用クラスでは入試問題などの応用問題を取り入れさらなる数学的能力の育成を目指しています。
また、数量データに関する記事を読みリサーチしたり、iMovieを使い数学の問題の解説ビデオを作成し、数学の概念を英語で説明できる力を育成します。
また、日本語による補習授業も行います。
理科 Science
探究型学習活動を通して、科学について進んで関わり、自然界の事象・現象について理解を深め探究する力を育成します。
課題を見つけ、仮説を立て、調査と解決の方法を見出し、データを集め分析していくプロジェクトベースの学びを生徒一人ひとりそしてグループで展開していきます。
また、理科では日本語による補習授業も行います。
社会 Social Studies
7年生では、地理的分野を英語で学習します。教科書に準じた内容を学びながら、 プレゼンテーションなどを積極的に取り入れ、 学習したことを英語で発信する能力を育成します。
8年生・9年生では、歴史的分野・公民的分野を日本語で学習します。世界や日本、沖縄の歴史・社会について、教科書の内容をもとに、より深くよりグローバルな視点から探求し、社会的な見方・考え方を育成します。
9年生の後半では、卒業後の進路に応じた学習を行い、習熟度に応じた入試対策(基礎・発展)、英語や日本語でのレポート作成指導などのコースに分かれて授業を行います。
英語 English
聞くこと、読むこと、話すこと、書くことの言語活動を通して、英語圏の学習環境の中で学べる確かな高いレベルの英語能力の育成を目指し、習熟度別や学級別などさまざまなグループを構成し学習していきます。
正しい文法、語彙、基本的な文章構成の指導、生徒自身が自分の興味に基づいてより深く読み、理解し、書くことができる能力や、最終的には生徒自身が自分の学びを見つけ深めていき、その学んだことを伝えることができる資質・能力を育成します。
また、学習指導要領の内容を「文科省英語」の授業で学習し、基礎的な文法を習得します。
TOEFL Juniorを実施し、生徒の英語能力を図ります。
ICT教育
Glocalなデジタル市民になるために
アミークスでは、情報社会に適切に参加する姿勢を育むことを目標としています。
児童・生徒は道徳の授業や、検索エンジン、オンライン百科事典、新聞などのデジタル情報を使用する際に常に、デジタル倫理に接することになります。
- 日々のテクノロジーについてのポジティブな見解とネガティブな見解の講義と議論
- メディアと情報の活用能力(情報の確実性と質、意見対事実など)と批判的な考え方によるクロスカリキュラムの開発
- ネチケット(基本的なルール指導)と法的な問題(著作権、ネットいじめなど)
様々な課題を通して、生徒は情報や芸術、技術のアクティブな生産者になれるようになります。
- 書く事と共有する事(エッセイ、レポート、ブログ、レビュー、プレゼンテーション)
- 視聴覚作品(説明ビデオ、創作ショート動画、podcasts…)
- ソフトウェアとハードウエアデザイン(ビデオゲーム、ロボット、電子機器など)
中学校では生徒一人一台iPadを整備し、日々さまざまな教科や活動で主体的に活用する学びの環境を整えています。日常的に使用する事により、新しい時代に必要なICTスキルを習得し、インターネットから情報を得て学習に活用したり、自らレポートやプレゼンテーション、動画などを作成し創造性を育みます。また、それぞれの考えをリアルタイムに共有し、意見交換し主体的・協働的に学びを深めていきます。
生徒は個人の機器を大切に扱うこと、様々なバグや技術的な問題に対し必要に応じた解決法を選択し、制作物の共有の仕方や、個人のデジタル・アイデンティティの安全で尊厳ある管理方法を学びます。
クラスルームでのICTの使用
アミークスで導入しているオンラインプログラムやアプリです。
図書館教育
メディアセンター(図書館)は、校舎の中心に位置し、子どもたちは毎朝必ずメディアセンターを通り教室へ向かいます。休み時間や移動教室へ向かう途中など一日に何度もメディアセンターの中を行き来し、いつでも気軽に立ち寄れる場所となっています。
アミークス図書館の特徴は、洋書の蔵書が多いことです。2020年4月現在の蔵書数は約13600冊(うち洋書5000冊)。洋書の選書には外国人教諭も意見を出し、、児童生徒に読んでほしい本、適している本を揃えています。『ハリー・ポッター』などの有名な児童文学の本や絵本などは、和書、洋書ともに所蔵しており、子ども達は和書を読んだ後、同じ本の洋書に挑戦したり、洋書を読んだ後に和書で読み直したりと、アミークスならではの読書を楽しんでいます。図書館は、子どもたちの知的好奇心を満たせる空間であることを常に心がけ、園児・児童・生徒の心安らげる憩いの場として子どもたちの成長を見守っています。
中学校では課題に必要な資料となる本を探すために図書館を活用する機会がでてきます。また、英語の授業を通して洋書を読む機会も増えます。授業で制作したオリジナル絵本で幼稚園児に読み聞かせをするなど、本を通して幼少中一貫校の利点を生かした異学年の交流も行っています。
年間行事
4月
入学式
5月
宿泊学習
6月
英語スピーチコンテスト
平和集会
7月
パフォーマンスデイ
キャリアフェア(7年生)
8月
進路説明会
9月
中頭地区陸上競技大会
10月
合唱コンクール
JHオリンピック(運動会)
11月
職場体験(8年生)
12月
パーソナルプロジェクト発表会(9年生)
1月
修学旅行(8年生)
3月
卒業式
Other
マリンスポーツ校外学習
生徒会イベント
一日のスケジュール
8:15~8:30 | 登校 / 朝の活動 |
8:30~8:55 | 朝学習 / ホームルーム |
8:55~10:40 | 1時間目・2時間目 |
10:40~10:50 | 学習準備・移動 |
10:50~12:35 | 3時間目・4時間目 |
12:35~13:40 | ランチ / 休み時間 / 清掃 |
13:40~15:25 | 5時間目・6時間目 |
15:25~15:35 | ホームルーム |
15:35 | 下校 |