本日のコンサートは、自らも被爆2世である矢川光則さんの「広島被爆ピアノ平和活動」の一環で開催されました。
ピアノ調律師である矢川さんは,広島で被爆をし、残った6台のうち1台の被爆ピアノを譲り受け、また弾けるように調律をした後、原爆や戦争を二度と起きない世の中になるよう、ピアノと共に、全国そして海外にも足を運んでいます。
こちらが「被爆ピアノ」です。
ピアニストのベニー津波さんにもゲストで来ていただき、素晴らしい演奏をしていただきました。アミークスを代表して、9年生の生徒が昨年末韓国で起こった航空機事故の犠牲者への追悼の意味もこめ、福島の中学生と音楽の先生が作った「群青」をこの被爆ピアノで演奏しました。
最後はアミークス合唱団と共に、体育館に集った1年生から9年生までの児童生徒が(8年生は修学旅行で不在)、平和を願い「いのちの歌」を歌いました。
被爆ピアノの音は少し乾いていて、強く心を揺さぶられる音でした。
矢川さん、津波さん、戦後80年目の節目になる今年、被爆ピアノコンサートの最終開催地となる沖縄で、このような心に深く残る機会を作っていただき、ありがとうございました。