田植えを終えてから数カ月、
台風や害虫にも負けずに稲が大きく育ちました。
ついに収穫の時を迎えます。
先ずは稲刈りの注意点を学びました。
鎌は自分じゃない方に向けて、
グッ、グッ、と力を込めながら刈り取っていきます。
ガシャコンッ、ガシャコンッ
ペダルを踏むと脱穀の機械が回転し始めます。
「しっかり持ってないとダメだよ。」
葉が引っかかると機械に身体ごと持っていかれてしまうからです。
脱穀したお米を網でジャリジャリ。
二種類の網を使い、余計な物を落とします。
「結構採れたなー、と思った人ー?」
「え?これだけしか採れないのー、と思った人ー?」
あんまり採れなかったと思った人の方が多いようです。
ここからまた1カ月乾燥させ、モミ取りを行い、
精米をしてようやく食べられる状態になります。
時間をかけても、実際に食べられるのはほんの少しに感じます。
私達が普段口にしているお米がどれだけ手間がかかっているのか、
どれだけ貴重なのかが身に沁みて分かりました。
きれいさっぱり刈り取られた後の様子。
ここからまた水を張り、肥料を撒くと二期作目が出来るそうです。
二期作目のモミダネを是非来年の5年生に受け継いでほしいですね。