前回の講義から約1週間。
今日はミナミメダカを飼うことになる中庭の池掃除を決行しました。
担当した5年生の活躍をご覧ください。
先ずは池の水を少しずつ抜いていきます。今いるメダカやグッピー、金魚たちを入れないように、慎重に。
そしてその水を無駄にしないように、この間作った田んぼに水を運びます。沖縄では特に、水も貴重な資源ですからね。もったいない精神、大事です。
次は障害物となる石や植木をどけていきました。
これから魚たちを捕まえなければならないときに、
これが中にあると魚たちにとっては格好の隠れ家となってしまいます。
重かったり、苔で滑ったりするので、これもまた慎重に。
「げっ、結構重い。」
「うえぇ、ヌルヌルする~。」
「重いから気を付けて運ぶよ。せーのっ!!!」
石や植木鉢をどけて、視界も良好。中の魚たちを捕まえる作業に入りました。
「あ、そっち行った!!!」
「えっ?どこ?」
かなりの数がいました。繁殖力の強いヒメダカや、グッピーの稚魚は小さくてすばしっこく、捕まえるのが大変でした。
やっとのことで捕まえた魚たち。バケツを覗くと改めてその繁殖力に驚かされます。
「えっ、こんなにいたの!?」
外来種の恐ろしさの一つです。
池の水も抜き、大分きれいになりました。今一度見渡してみると、巷で人気の「池の水を抜く」番組のような気分です。色んな発見がありました。
でも、これで終わりではありません。
理科室へと移動し、徳武さんとこれからの流れを確認します。そして、この間の宿題も。
「今日捕まえた池の魚も、元はと言えば自分達が入れたもの。前も言ったように、絶対に軽い気持ちでそこら辺の川や水道に流さないこと。」
捕まえてみてその意味が良く分かりました。ものすごい勢いで繁殖するからです。みんなそれぞれ誰がどの魚を飼うか、きちんと家の人と話し合っていたようです。残りは理科室の水槽へ。人間の勝手な都合で生き物の命をもてあそんではいけない。大きな学びがありました。
ここから一カ月かけて、池を乾燥させます。
次回をお楽しみに!!!