近年、日本各地で淡水魚など、身近な生き物が土地開発や外来種の
プロジェクトのスタートは、まずプロのお話を聞くところから。一
多くの学びがあった講義でした。
沖縄の周辺では地域別に南琉球、中琉球、北琉球と分けられており
、どういう生き物が生息しているのかを紹介してくれました。 沖縄にはたくさんの固有種が生息していること。
そして何故今、ミナミメダカが絶滅の危機に瀕しているのか? ― 絶滅の危機に追いやってしまったのは私達人間であるということ。
土地開発により棲み処を奪ったり、在来種の天敵として、食用、
観賞用として外来種を持ち込みました。マングース、タイワンハブ 、ミドリガメ、コイなどがその例です。 それによって在来種が食べられたり、生存競争に負けたり、 あるいは交雑が起こったりして、どんどんいなくなります。 最終的には地域そのものの生き物のバランスが崩れ、 食物連鎖により、やがて私達人間の生活にも影響を及ぼしてしまい ます。こうした生き物が絶滅してしまうことは、決して他人事では ないのです。
「飼っていた生き物を逃がしたり、捕まえた場所と違う場所で逃が
すのはやめよう!!!」・・・当たり前ですが、本当に大事なこと です。みんな改めてそのことを認識しました。
アミークスの中庭の池。ここでミナミメダカを飼うことになります