先ずは土慣らし
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平和週間の最中、5年生ではひっそりと、そして着々と田植えプロジェクトが進行していました。
この日は土を踏んで、地面を慣らしていく「田踏み」の作業です。
「お、カエルの卵があるっ!!!」目が良いですね。 笑
早速、自然あふれるアミークスの生命の営みを発見しました。
これから5年生総出でこの土を均等に慣らしていきます。
先陣を切ってヒョイっと飛び込んだのはボーイズ。
ズボっ、ズボっと鈍い音をたてながら、足の裏には生ぬるい、グチャッとした泥の感触が。
「うわぁ~っ!!!」
「ウェェ~っ!!!」
普段あまり触れることのない感触に、感動(?)の声を上げていました。
「ほらっ、先生も入んなきゃっ!!!」
そうですね。子どもたちだけなんて訳にはいきません。先生も参加してこそです。
もちろん嫌というわけではないですが、大人は汚れることには若干抵抗がありますよね。
手でつかんだ時のグチャっとした感覚。
そしてニュル~っと指と指の間から出てくる柔らかい泥の感触に、思わず笑みがこぼれます。
沖縄の日差しで暖まった生ぬるい泥水が、まるでお風呂のように気持ちいいんですね。
クラスに一人はこうして全身つかるお約束。
「汚い=悪い」、「きれい=良い」がすべてではないと思います。たまにはこうして汚れてみないと。
保護者のみなさま、お洗濯ありがとうございましたっ!!! 苦笑
田植え本番!!
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今日はプロの方もお呼びして、本格的な田植えの作業に入りました。自分達で田踏みした田んぼです。いよいよ苗を植えます。
先ずは手順を学びます。
手書きな所がまた味があって良いですね。
そしてお手本を披露していただきました。
やはり手際が良い。さっと植えてさっと慣らしてさっと手を放す。
これ、見た目ほど簡単ではないんです。
今度はみんなの番。
赤土の泥の中思うように歩けず慎重に進みます。
「ありがとうございます。」
受け取るときにきちんとお礼も言えました。
最後に講師の方からのお言葉を頂きました。
植えた後も、雑草が生えてきたら取らなきゃいけない。
鳥が食べに来たら防鳥ネットを張らなきゃいけない。
何より、記録をつけることが大事ということを教えてくれました。
これからは5年生が自分達で田んぼを管理しなければなりません。水が減っていたら水を足し、鳥や虫がいたら取り除き・・・。
長い道のりですが、無事育てられるように頑張ってください!!!