今日は中学校のスピーチコンテストの決勝戦を行いました。
何週間も前から推敲し、練習してきた努力の結晶です。それも、先生方に指示されるのではなくすべて自分達で。授業や休み時間の合間を縫ってコツコツと練習を重ねました。厳しい戦いを何度も勝ち上がり、惜しくも選ばれなかったクラスメイト達の思いを背負って、決勝戦に臨みました。観戦する児童生徒達は残念ながら全員ホールには入りきらなかったため、半分は中継で教室から仲間の戦いを見守りました。
審査員も、辛口評価で有名な強者(笑)ばかりです。今回はメディアを使用しても良いということで、どんな画像をどう使うのかも勝敗を分けるカギとなりました。
後輩である6年生も観客に迎えての決勝戦。先輩方の本気のスピーチに、みんな静かに耳を傾けていました。そしてスピーチが一人終わる度に関心のざわつきが起こります。しかし、次の話者の準備が整う頃にはきちんと静かにしようとお互いに自制します。アミークスでは自分の意見を伝えることも大事にしていますが、それと同じぐらい、他の人の話も聞くということを大事にしています。みんなそれをきちんと分かっているんですね。
優勝者のトピックは「Our Talkative World」。シンプルな議題を論理的に詰めた内容でした。他にも2位の「USJ vs Disneyland」、3位の「Exterminating Cockroaches」、校長賞を受賞した「The Importance of Traditional Languages」やJALT代表賞の「Your Future Dream」など、思いの詰まったスピーチばかりでした。入賞はしませんでしたが、不老不死について問う「Eternal Life」、テクノロジーとの付き合い方を考えさせられる「Google will destroy libraries」「Teens and smartphones」なども、現代の中学生が考える倫理観がにじみ出ている、良いスピーチばかりでした。
今回はいつになく激戦で生徒間でも程よい緊張感が生まれました。中学生のみなさんが来年への良い模範を後輩たちに作ったと思います。
来年もぜひ頑張ってください!!!